第1章 喋る犬
ひとまず里奈の家へ
「里奈その犬はどうしたの?」
「友達から預かってるの!しばらく飼うことになったから」
部屋へ移動した
「加藤さん鞄とって!」
里奈は鞄を渡した
「何してるの?」
黄瀬はスマホをいじっている
「明日の花火いけないって連絡してるっス」
「犬なのに器用だね」
「よし!完了」
黄瀬はニヤッと笑った
「俺‥加藤さんの事とっつきにくい人かなって思ってたけど‥話してみるとそうでもないっスね!話しやすいし」
「そうかな?私人見知りだからね」
「あ‥今から里奈っちって呼ぶっスね!」
「うん!」
里奈は笑顔で頷いた
「学校でも笑ったほうがいいよ!」
「え?」
「そのほうが可愛い」
「ありがとう」
その日はそのまま眠った