第5章 ごめんね
里奈はスカーフを黄瀬に渡した
黄瀬はスカーフに触れた
里奈は目を瞑った
「里奈っち?」
里奈は目をあけた
「もとに戻れてよかったね」
里奈は笑顔で言った
「今日でGW終わりっスね」
里奈は頷いた
「助けてくれたお礼させて?」
「いいよお礼なんて!私のせいで黄瀬くんが大変な目にあっちゃったんだし」
「お楽しみは明日にとっておきたいから今からバスケしようっス!」
「お楽しみ?」
黄瀬は里奈の手をひきバスケットコートに向かった
「さっき笠松先輩いたんスけどもういないっスね」
黄瀬はボールを渡した
「え?」
「シュートうってみて?」
「無理だようてないよ」
「大丈夫っスよ」