• テキストサイズ

黒子のバスケ〜赤いスカーフをつけた犬〜

第5章 ごめんね


黄瀬は振り返った

「里奈っち!あの犬は見つかったっスか?」

「黄瀬くん‥」

「ん?里奈っち?」

里奈はスカーフをみせた

「ごめんなさい‥ごめんなさい黄瀬くん」

里奈は泣きながらそう言った

「え‥?里奈っちどうして‥」

黄瀬は驚いた

「本当はもっと前に見つけてたんだ‥」

「ずっと持ってたんスか?」

里奈は頷いた

「なら‥どうして?」

「このスカーフを渡したら黄瀬くんが私から離れていっちゃうんじゃないかなって思って‥」

「里奈っち‥」

「そう思うと‥あと一日だけ一日だけって思うようになって渡せなかったんだ!でも今日黄瀬くんがひとりで探しに行っちゃった時焦ったよ‥はやく伝えなきゃって‥言わなきゃって‥」
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp