第4章 黄瀬くん!!
黄瀬はバスケットボールの音がするのに気がついた
「バスケ‥」
黄瀬は走って音のするほうへむかった
(あ‥!!笠松先輩‥!!)
笠松が練習をしていた
黄瀬は話しかけようとしたがやめた
(この姿じゃ‥気づかないし‥どう説明したら‥)
「ワン!」
黄瀬は振り返った
「あ‥似てるけど違った‥」
散歩をしていた犬にあったがあの犬ではない
(あの犬を探さないと!!)
黄瀬はまた歩き出した
里奈は黄瀬のあとを追うようにバスケットコートにたどり着いた
笠松は里奈に気づいた
「あ‥笠松さん」
「加藤さんどうした?」
「散歩です」
里奈はそれだけいうとその場をあとにした
すると曲がり角で黄瀬にあった
「黄瀬くん!!」