第2章 第一松*末っ子だって負けません。
貴女side
入った部屋はスイートルームってだけであってピンク色で染められてた。
にしても……
貴「すごいね、この部屋……」
ト「うん、僕もそう思うよ。」
ベッドは天井つき、ダブルベッド。
バスルームは四人くらい入れるんじゃないかってくらい広い。
そしてテレビ。私の家の何倍だろう。
絶対高い…………
ト「休憩でしかとってないから三時間くらいしかないんだ。
ねぇ、僕、そろそろ限界…
ベッドとお風呂、どっちがいい?」
トド松くんは熱い視線で私を見つめる。
これは本当に逃げられないみたい。
覚悟を決めた。
お風呂なら、湯気とかで見えないかもしれないし、汚れても洗えるから……
貴「じゃ、お風呂で。」
ト「わかった。お湯溜めようか。」
それに、すぐに終わるだろう。
そう思っていた。