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SHELTER【気象系BL小説】

第10章 The beginning of the story1


部屋の外から雅紀と智の笑う声が聞こえてくる。

「ほら…すぐそこに、智も雅紀も居るよ…?」
「あっ…やっ…やめてぇっ…」

声が一番近くにきた瞬間、激しく翔を突き上げた。

「あああっ…潤っ…」
「ほら、その淫らな声、ちゃんと聞いてもらえよ」
「やめっ…あっ激しいっ…ああっ…」
「淫乱…ほら、もっと大きな声で気持ちいいって言えよ」
「あっ…あっ…潤のっ…気持ちいいっ…」
「もっと!」
「あああああっ…潤のっ…太いっ…ああっ…」

翔がのけぞって俺の胸に白濁を飛ばした瞬間、部屋の戸が開いた。

「潤…?」

怪訝な顔をした智と雅紀が部屋を覗いていた。

「あれっ!?翔っ…」

智の顔を見た瞬間、翔は繋がったままくたりと後ろに倒れ込んだ。

「あっ…えっと…ごめん…潤…」
「いや…いい」

ズルリと翔から抜け出すと、気を失った翔にシーツを掛けた。

「朝っぱらからすまん…」
「潤ったら…失神するまですることないだろ?」

雅紀が翔の身体を拭いている。

「だって、翔がすげえんだもん…」

拗ねてたら、智が俺の胸板を拭きながら股間を見てる。

「…俺、まだなんだよね…智?」
「えっ…そ、そうだったの?ごめん…」

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