黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第7章 涙の告白
「嘘…赤司くんが私を…?」
赤「嘘じゃない…初めて会った時からずっと好きだった…」
そっと彼女を抱きしめるとピクっと絢の肩が震えた。
赤「絢…絢はオレのことどう思ってる…?」
答えを聞かなくても本当はもう分かっていた。
オレが他の女と付き合うと思って泣いていた彼女。
おそらく泣いていた理由は…
「っ…わ、たし……なの……赤司くんのことが好きなの…!
他の子と赤司くんが付き合うと思って…ひっく、すごく悲しくて…!」
大粒の涙を流す彼女。
愛しさが込み上げて抱きしめる腕に力を込めた。
赤「オレの…恋人になってくれますか…?」
「…はい………」
あぁ、好きだ。
気が付くとオレは彼女にキスしていた。
「んっ…っ…赤司く…」
赤「好きだ絢…」
そう囁きながらキスをすると、彼女が恥ずかしそうにオレの服を小さく握った。
その仕草、表情の全てが可愛くて愛しくて…オレは何度も何度も彼女の唇を塞いだ。