黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第24章 再会 *
「恭ちゃん!」
恭「絢?」
「休憩いつ?今すぐデートしよう!」
征十郎ってば意味わかんないことで怒ってるし、もう知らないんだから!
恭「まさかやっとあいつと別れ…」
「…別れてはないけど!」
明らかにむくれて不機嫌になった私を見て、恭ちゃんは何か言いかけていたけれど、そのことについては触れてこなかった。
恭「…久しぶりに2人で遊ぶか」
ポンっと、恭ちゃんに頭を撫でられる。
なんだか懐かしいな、小さい頃こうやって頭撫でられるの好きだった…
恭ちゃんて時々めんどくさいけど、やっぱり優しくてかっこいいお兄ちゃんには変わりないんだな…
「…恭ちゃんてかっこいいね」
恭「なんだ、今更気づいたのか?」
「ううん、かっこいいの思い出した感じ」
恭「なんだそれ(笑)」
2人で昔話をしながらゆっくりと海辺を歩いてみることにした。