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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》

第4章 僕に兄など、おりません


「さて、一松。もうお前は寝ろ。月明かりがさしてるぞ」

カラ松神父が肩をぽん、と触れるとあの痺れが解けた。

「あっ……」

カラ松神父が懺悔室から出ようとする背中を、追いかけた。

扉の前で一瞬、後ろを振り向いたが。

夜の懺悔室には何もなかった。

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