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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》

第3章 黒を纏った、汚れなき心


「…はぁ……」

小さくため息をついてしまった。

ため息をついたら幸せは逃げて…いや、ここじゃ必要ないんだ。

この生活にもかなり慣れた。何年くらい経っただろうか。
でも……

「天界、帰りたいなー。」

叶いもしない願いを声に出してみるとか。
後悔はしていないけど、寂しい気持ちはある。
十四松兄さんが天界で平和に生きていてくれるのなら、僕はどうなっても構わないのだから。

そのためにボクは、悪になったのだから。
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