【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第2章 魑魅魍魎とした、契約の真実
これが、魑魅魍魎とした契約の真実。
私欲しかない歪んだ時。
天神のクセして、私欲とか。
悪魔みたいだな。
さて、そろそろ天使達が遊びにくる時間だな。
部屋を片付けないと…
「あれ…?」
あの、赤い、瞳………
ルビー色の瞳……
陽の光を吸い込んだような美しい………
「兄…さん……?」
「よぅ、チョロ松」
あ……
綺麗な…笑顔だな………
兄さんっ!!!
手を伸ばそうとしたら、その朱の“神”は霧の様に掻き消された。
第2章 END