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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》

第2章 魑魅魍魎とした、契約の真実


「十四松を…取り戻す方法…?」

つまり、堕天した天使を、再び純粋に戻す、と言うことだ。

一体、どうやって……


「悪魔との、契約だってさ。」

トド松はそう呟いた。
小さい声を、溢して。

…あ、あの“悪魔との契約か”。

神には出来ず、悪魔には出来る罪悪の魔法。

「あの、死者を蘇らせる契約の…こと?」

「うん、正しくは“堕天使を天使に戻す契約”だけど。」

「でも、あの契約は代償があって………!」

代償とは、生命のことだ。
天使は、命を奪われる事は人間よりもずっと恐れるため、大抵の天使は悪魔に近づこうとはしない。

トド松…お前、そこまで十四松のことを……
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