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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第2章 魑魅魍魎とした、契約の真実
トド松はあの日からずっと笑わない。
誇りに思っていた兄を失って、これからどう生きていくのだか。
そう、言っていた。
ただ、そんなある日だった。
いつの間にか、トド松がいない。
さっきまで部屋で眠っていたはずのトド松がいなかった。
すぐに探しにいった。
まさか、十四松の後を追って───────
そう考えると、怖くて必死で探しあたった。
そして、見つけた。
悪魔と話している、トド松の姿を。
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