【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第2章 魑魅魍魎とした、契約の真実
「十四松、外で、精霊が遊んでるよ?遊びに行って来たら?」
基本、寂しがり屋の十四松が孤独でいないよう、大地神が見守る精霊達に十四松を任せている。
私欲にまみれた神の側で育った天使たちよりも、平和しか考えない精霊たちの方が、よほど頼りになるから。
「…トッティと遊びたかったのに……」
少し泣きそうな顔をしたがすぐに後ろを向いて走り去ってしまった。
………さて、一人にもなったし、十四松の過去でも、お教え致しましょうか?