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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第7章 最初で最後の、贈り物
「あいつは…」
おそ松は鼻の下を人差し指で擦りながら
「俺の弟だ。」
「弟…?」
悪魔って、兄弟とかいるんだ。
確かに、参拝者さんとおそ松の顔は少し似ていたけれど…
大きな鎌を持ってたってことは…死神?
でも死神たちは普通の人間には見えないはずなのに…
まさか……
僕が死神のターゲットだっ────────
ビュン
風を斬る音がした。
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