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【黒バス】シュガーポット

第35章 お料理教室


「…そんなことか…」
「そんなことって!私にとっては大事なの!」
呟いた一言に、頬を膨らませる桜。
「い、いや…そういう意味ではないのだよ」
詰め寄る桜に、緑間は歯切れ悪く視線を泳がせる。
「じゃあ、何なの?」
不満そうに緑間を見据える桜。
「いや…その…」
「ふーん…言えないんだ」
突き放すように背中を向けるが、それでも尚口ごもる緑間を桜はちらりと見る。
「ホントに火神君と浮気しちゃおうかなー」
「それは絶対にダメなのだよ!」
緑間は桜の肩を掴み向き直ると、強く抱きしめた。
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