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【黒バス】シュガーポット

第35章 お料理教室


「え?!ど、どうしたの?」
思わぬ行動に驚く桜。
「あ…いや…その…」
桜から離れると、再び視線を泳がせる。
「なーんか怪しいなー」
疑いの瞳で顔を覗き込まれ、緑間は観念したようにため息をつく。
「…料理が出来ない男は、その…捨てられる、と…高尾が…」
バツが悪そうに呟く緑間をしばらく凝視すると、盛大に吹き出す桜。
「何それ…おっかしー」
次第にお腹に手を当て涙まで滲ませる。
「笑いごとではないのだよ」
「それで、火神君の名前聞いて慌てたんだ」
「奴だからという訳ではないが…」
「火神君、料理上手だよ」
煽るように緑間の顔を覗き込む。
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