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【黒バス】シュガーポット
第33章 雪の魔法
階段を数段上り先を見上げると、等間隔に並ぶ赤い灯篭に雪が積もり幻想的な景色が目に入る。
灯篭の一つ一つに灯りが灯り、辺りをおぼろげに照らし出す。
「…きれい…」
ため息のように言葉をもらす桜の横顔に見入る緑間と赤司。
「この神社は、積雪日のみライトアップしているんだ」
足を止め見入る桜に静かに話しかける赤司。
「上の社もステキだよ」
赤司は桜の手を引くと、再び階段を上り始めた。
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