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【黒バス】シュガーポット
第32章 雪をも解かす真冬の華よ、いつか僕に手折らせて
「負けた…」
生まれて初めて、赤司は敗北を味わう。
「これが、敗北…形容しがたい胸の痛みだ」
それでも赤司は、黒子の前で右手を差し出す。
「お前達の勝ちだ。おめでとう」
その手を取る黒子。
「そして覚悟しておけ。次こそ勝つのは、俺たちだ」
「はい!またやりましょう。次も、その次も、何度でも…」
硬く握り合い、また戦おうと誓い合った。
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