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【黒バス】シュガーポット

第32章 雪をも解かす真冬の華よ、いつか僕に手折らせて


「洛山を討つな。百年早い」
再び開く点差。
残り三十秒で一本取り返す誠凜。
焦りを隠せない誠凜だが、あえて冷静さを保った伊月がボールを奪う。
日向にパスを回しシュートを打つ。
しかしそれは、日向からファウルを奪った実渕のシュートを真似たもの。
自ら経験し、ベンチから観察し、それを土壇場で決めワンスローを獲得した。
起死回生のチャンスを手にした誠凜。
しかし、そのまま決めては勝てない。
シュートを外してからゴールを決める必要がある。
リバウンド勝負で木吉が勝ち取り、黒子にパスを出す。
それを止めに入る赤司。
「終わりだ黒子ー!」
「…いいえ、まだです。僕は影だ」
シュートを放つ黒子。
そのボールをゴールに叩き込む火神。
試合終了。
106対105で誠凜高校の勝ち。

ウインターカップ優勝を決めた。
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