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【黒バス】シュガーポット

第32章 雪をも解かす真冬の華よ、いつか僕に手折らせて


静まり返った試合会場の片隅で、緑間は一人でコートを眺めていた。
そこに、慌てた様子で姿を見せたのは火神だった。
ベンチの辺りで必死で何かを探す火神。
緑間は手にしていたチェーン付きの指輪を見ると、火神に近づいた。
「探し物はこれか」
「そう!それ!どこで…」
火神はうれしそうに視線を上げるが、すぐに驚いた顔をする。
「緑間…」
そこに黒子が姿を見せたが、二人の様子を見て足を止めた。
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