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【黒バス】シュガーポット

第3章 ハロウィン


それは、カボチャランタンの小さなイラストの入ったフィルムに包まれたクッキー。
「口に合うといいんだけど…」
不安そうに見つめる桜の前で緑間は、、
包みの中からクッキーを1つつまむと、口に入れた。
「甘さ控えめで美味しいのだよ」
「よかった」
安心したとばかりに、紅茶を一口飲む桜。
「…もしかして、桜の手作りか?」
「そうだよ。・・・気づかなかった?」
そう言われて手にしていた包みを見る緑間。
「お店で売ってるのと変わらないのだよ」
「ふふ。ありがとう」
手にしていたカップをテーブルに戻すと、
桜は緑間に近寄り、ふいにいたずらっ子のような笑顔を見せた。
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