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【黒バス】シュガーポット

第28章 魅惑の声色


通された部屋は、五人では少し狭く感じた。
先に入った高尾と黄瀬に続き、緑間と黒子の間に座る桜。
高尾と黄瀬は、すぐさまマイクを手に歌い始めた。
好みが似ているのか、同じ曲を歌い上げる二人はまるでユニットのようで、歌唱力もプロ並みだった。
「わー!すごいすごい!さっきの鼻歌のやつだよねこれ!」
桜はうれしそうに拍手をしながらはしゃいだ。
「桜っちのために、愛を込めて歌ったッスよ!」
黄瀬は満面の笑みでVサインをしてみせる。
「桜ちゃん!俺は?!俺の歌もいーっしょ?」
高尾は、隣に座っている緑間を押しのけ桜に近づく。
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