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【黒バス】シュガーポット
第28章 魅惑の声色
「カラオケ、ですか…。もしかして黄瀬君と一緒ですか?」
「うん。あと、真太郎と高尾君も来るよ。どうかな」
「…歌は得意じゃないですが、行きたいです」
少し間を置いて答えた黒子の返事に、笑顔を見せる桜。
「じゃあ、待ってるね」
そう言って場所を伝えると、桜は通話を終了した。
「…黄瀬君…?黒子君、来てくれるって」
「…うん…」
その場から立ち上がったものの、今だに落ち込む黄瀬。
「元気だして…ほら、行こう」
桜は、黄瀬の袖口を軽く掴むと、待ち合わせ場所に向かった。
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