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【黒バス】シュガーポット

第28章 魅惑の声色


「桜っちは?その歌手好きッスか?」
黄瀬は、桜が手にしていたCDを覗き込む。
「最近知って、いいなと思って」
「今、注目の歌手ッスからね」
「黄瀬君も、歌うまいんだね。さっきの鼻歌」
桜のその一言で、黄瀬は満面の笑顔を見せた。
「ホントッスか?!すっげーうれしい!カラオケは得意ッスよ!」
黄瀬は、マイクで歌う仕草をしてみせる。
「黄瀬君、本物みたい」
その言葉に気を良くした黄瀬は、くるりと回ってポーズを決めた。
「桜っちは?カラオケとか行くッスか?」
「私?…そういえば、前回カラオケ行ったのいつだろう…」
黄瀬に聞かれ、頭をめぐらせる桜。
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