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【黒バス】シュガーポット

第28章 魅惑の声色


ある日の休日、桜は一人で買い物に来ていた。
雑貨や服を見た後、ふらりとCDショップに立ち寄った。
店内を見て回る桜に近づいてきた一人が、ふいに鼻歌を歌い始めた。
そっと隣を見ると、見慣れた人物が笑顔を向けた。
「黄瀬君?!」
「桜っち、久しぶり!」
子犬のような人懐っこい笑顔を見せる黄瀬。
「どうしたの、こんなところで」
思わぬ人物の登場に、桜は驚きつつも笑顔を見せる。
「近くにお気に入りの店があって、桜っちが見えたんで」
そう言って黄瀬は、手にしていた袋を見せた。
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