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【黒バス】シュガーポット

第3章 ハロウィン


「でー?真ちゃん、お菓子はー?」
高尾の一言で我に返る緑間。
「…な、ないのだよ…」
それを聞いた高尾は、桜の背中を押して緑間の前に差し出した。
「んじゃまー、いたずらされちまえよ真ちゃん。俺は帰るわー」
そう言い残して立ち去る高尾。
「た、高尾君・・・!やっぱり私も…!」
魔女帽子を取って緑間に背を向ける桜。
「桜!」
高尾を追いかけて帰ろうとする桜を、緑間は呼び止めた。
「…上がっていかないか…?お茶でも出すのだよ…」
「……うん…」
振り返って緑間を見た桜は、魔女帽子で半分顔を隠しながら返事をした。
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