• テキストサイズ

【黒バス】シュガーポット

第3章 ハロウィン


「トリックorトリート!」
緑間が自宅の玄関を開けると、立っていたのは高尾だった。
「…何のつもりなのだよ…」
怪訝な顔をする緑間。
「いやいや、メインはこっちだって!」
そう言う高尾の背後から顔を見せたのは桜だった。
「な…桜?!」
軽い仮装のつもりなのか、いつかのお店で手にしていた大きな魔女帽子を被っている。
「突然ごめんね…」
驚く緑間と、遠慮がちな桜の2人を見ていた高尾は、にやっと笑った。
「桜ちゃん、そんなことより」
高尾に促された桜はそっと口を開いた。
「…と…トリックorトリート…」
恥ずかしそうに呟く桜に、思わず見とれる緑間。
/ 729ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp