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【黒バス】シュガーポット
第26章 うたた寝
「きれいな顔立ちだな…」
もっと近くで見たい、と思い静かに近寄る。
その瞬間、緑間が身じろいだ。
「…起きちゃった…かな…」
体を強張らせ、様子を伺う桜。
緑間は、背にしていたベッドに頭を預けただけで、起きた様子はなかった。
「よかった…」
そう呟いて、一層近づき緑間の顔を覗き込むと、
眼鏡に手をかけ、そっと外した。
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