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【黒バス】シュガーポット
第26章 うたた寝
桜は、区切りの良い所まで読み終わると、
しおりを挟み本を閉じた。
そして、ふと視線を緑間に移す。
先ほどまで、規則的にページをめくっていた緑間は、
うつむき加減で寝息を立てていた。
「うそ…真太郎、寝ちゃってる…?」
桜は、小声ながらも驚きの声を上げた。
珍しい、というかはじめての光景に、まじまじと緑間を見つめる桜。
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