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【黒バス】シュガーポット
第2章 初デート
「み、緑間君?!」
驚いた桜だが、しっかりと抱きしめられていて離してくれない。
「恥ずかしいよ…」
瞬時に耳まで真っ赤になり、ぽつりと呟く。
それでも緑間は桜を離そうとはせずに、さらにきつく抱きしめる。
「…ずっと、こうしたかったのだよ…」
低く囁く緑間の声に、桜の鼓動は早くなる。
「…やっぱり緑間君はずるいよ…」
離そうとしない緑間に観念したのか、高鳴る鼓動を落ち着かせるように、
一呼吸すると、緑間の腕に自分の手を重ね、口を開いた。
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