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【黒バス】シュガーポット

第2章 初デート


お土産コーナーを後にした2人は、施設内のショッピングモールを回り、
最後に屋上に行こうという話になり、足を運んだ。
建物の中にいる間に外はすっかり暗くなり、街のネオンが輝いていた。
「わー、夜景がきれい!」
小走りに柵の際まで駆け出し、夜景に見入る桜。
緑間は、子供のようにはしゃぐ桜を、笑顔で見つめながらついていく。
「夜景キレイだけど、外は少し冷えるね…」
秋も深まり、冬はもうすぐそこまで来ている。
屋上を吹き抜ける風は、肌寒く感じた。
「…これなら、寒くないのだよ…」
そう言うと緑間は、桜を後ろから抱きしめた。
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