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【黒バス】シュガーポット

第20章 君の名前を呼んで…


ほどなくして、桜が寝息を立て始める。
緑間はそっと桜の髪を撫でる。
「桜の周りには、あいつら同様大勢の男が寄ってくる…
俺ばかりが焦り、独占欲をむき出しにして…」
「ん…」
桜が小さく身じろぐ。
「…俺には浮いた話など無いが、もっとお前に…」
「真…太郎…大好き…」
「桜?!」
慌てて髪を撫でる手を跳ねのける緑間。
しかし、桜が起きた様子はない。
「…寝言か?」
しばらく桜を凝視していたが、規則正しい寝息を立てていた。
「俺も、大好きなのだよ」
桜の頬に軽くキスをすると、緑間も眠りについた。
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