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【黒バス】シュガーポット

第20章 君の名前を呼んで…


「…真太郎ってば、独占欲強くなった?」
緑間の腕の中で、クスクスと笑う桜。
「…そうかもな。あいつらがいると余計に。…こんな俺は嫌か?」
どこか不安げな声の緑間に、桜はさらに笑いを堪えられない。
「真太郎になら、独占されたいな」
桜は悪戯っぽく笑うと、緑間の唇に触れるだけのキスをする。
「まったく、桜も十分ずるいのだよ。今夜はもう寝ろ」
緑間は、桜を抱きしめたまま布団をかぶった。
「はーい。おやすみなさい」
笑顔まじりでそう言うと、桜は目を閉じた。
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