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【黒バス】シュガーポット
第20章 君の名前を呼んで…
「もー!桜っちに慰めてもらうッス!」
そう言うと黄瀬は、桜に抱きつこうとした。
しかしシーツに足を取られ、そのまま桜を押し倒す形で倒れこんだ。
「え?!ちょ、ちょっと黄瀬君?!」
力なく布団に横たわる桜。
「おい!何をしているのだよ!!」
「ご、ごめん…大丈夫ッスか」
黄瀬が体を起こすと、真下には桜の姿。
「私は大丈夫だけど…早くどいた方が…」
桜はちらりと視線を向ける。
するとそこには、鋭い目つきの緑間に、黒子と高尾が恐ろしいほどの笑顔を見せていた。
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