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【黒バス】シュガーポット
第20章 君の名前を呼んで…
「念願の桜っちのパジャマ姿!!」
敷き詰められた布団の上を、枕を抱えて転がる黄瀬。
「黄瀬君、邪魔です」
「桜に近づくな」
それぞれの布団の上にいた黒子と緑間に邪見にされる黄瀬。
「黄瀬君の扱いって、いつもひでーよな」
横になっていた高尾がへらへらと笑っている。
「三人は中学が一緒だしね」
緑間の隣にちょこんと座っていた桜も、くすっと笑う。
「まったく、迷惑な話なのだよ」
「中学の頃から、うっとおしかったです」
「二人ともヒドッ!」
がばっと起き上がる黄瀬。
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