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【黒バス】シュガーポット
第20章 君の名前を呼んで…
「だったら、ついでに僕も連れて行ってください」
黒子はそう言って、緑間の背中に抱きつくようにしがみついた。
「お、おい!何をするのだよ!」
「緑間君なら、二人くらい軽々でしょう?」
緑間は、よろめきながらも体制を立て直す。
「あはは!黒子君、おもしろーい!」
さきほどまで怖いと言っていた桜だが、黒子の行動に笑顔を見せる。
「桜?!あまり暴れるな!落ちるのだよ!」
「えーやだよ。離さないでね!」
わざとらしく言いながら、緑間に抱きつく桜。
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