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【黒バス】シュガーポット

第20章 君の名前を呼んで…


「手なんか握っちゃって、ラブラブだなー真ちゃん!」
「う、うるさいのだよ!これは、桜が勝手に…」
にやりと笑う高尾に、苛立ちながらも薄っすらと頬を染める緑間。
照れ隠しに、片手でくいっとメガネを押し上げた。
「緑間っち、ずるいッス!俺も隣に座りたいッス!黒子っち席代わってー」
桜の隣に座っていた黒子の肩を思いきりゆする黄瀬。
「じゃんけんで決めようと言ったのは黄瀬君じゃないですか」
首を前後に振りながらも、淡々と答える黒子。
「黄瀬!うるさいのだよ!」
「ん…あれ…?」
緑間の静止もむなしく、桜は目を覚ましてしまった。
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