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【黒バス】シュガーポット

第20章 君の名前を呼んで…


一行が電車に乗り込み、桜のお弁当を堪能してしばらくすると、
車窓には海が広がっていた。
「桜っち!海が見えてきたッスよ!」
「朝日でキラキラして、きれーだな!」
黄瀬と高尾が席を立ちはしゃぐ傍らで、黒子は首をめぐらせて外を見た。
「桜っちも外見て…って、あれ?」
「静かにするのだよ。桜が起きてしまうだろう」
「桜さん、少し前から寝ちゃってます」
緑間の肩に寄りかかり、寝息を立てる桜。
それでも、しっかりと緑間の手を握っていた。
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