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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


飲み物を買って戻った緑間と高尾は、時折二言三言口を開く桜から少し離れ、
堤防に寄りかかっていた。
潮風と波の音に耳を澄ませ、じっと海を見つめる桜。
しばらくすると、桜はおもむろに立ち上がった。
「…ごめんなさい…もぉ帰ろう…」
「え。もぉいいのか?」
「うん…あまり付き合わせちゃ悪いし」
そう言って薄く笑う桜。
「いや…俺らはかまわねーけど…」
高尾はちらりと緑間を見る。
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