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【黒バス】シュガーポット
第19章 記憶のカケラ
「まったく、なんなのだよ」
そうこぼして着信履歴を見ると、黒子で埋め尽くされていた。
「な、なんなのだよこれは!」
「うわ!マジすげーな!」
高尾が再び覗き込んで吹き出して笑う。
すると、再び黒子から着信する。
緑間は、面倒そうに一つ息を吐くと、通話ボタンを押した。
「何してたんですか!さっさと出てください」
「い、いきなり何なのだよ」
開口一番、黒子の勢いに押され緑間は動揺した。
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