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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


その頃、秀徳高校バスケ部は一連の練習を終え、休憩時間に入っていた。
「あれ、真ちゃんの携帯鳴ってね?」
隣に座っていた高尾が、緑間に声をかける。
緑間は、無言でバッグから携帯を取り出すと、怪訝な顔をした。
「…黒子?」
「んあ?黒子から?めーずらしー」
高尾は、身を乗り出しディスプレイを覗き込んだ。
「出なくていいのかよ。って、切れたし」
緑間がディスプレイを睨んでいる間に、着信は切れてしまった。
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