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【黒バス】シュガーポット
第19章 記憶のカケラ
「先生は、階段から落ちた衝撃による失神じゃないかって。
外傷もないみたいだし…」
「そうか…怪我してねーのは良かったけど…目、覚まさねーのは心配だよな」
「うん…顔色もまだ悪いみたいだし…」
そう言われて、日向はそっとカーテンを開けた。
「…んっ…」
その瞬間、桜が身じろいだ。
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