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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


「お、目、覚めたか?」
「桜!よかったー心配したんだから」
「桜さん…」
「ったく、心配させやがって」
それぞれが安堵の表情を見せる。
桜は辺りを見回すと、ゆっくりと体を起こした。
「大丈夫?起き上がったりして。どこか痛んだり、クラクラしない?」
リコは、桜の背中に腕をまわして体を支えてやる。
桜は、虚ろな瞳で一同を見つめ、ゆっくりと口を開いた。
「あの…あなたたちは、誰、ですか…」
突拍子もない一言で、一同は無言で桜を凝視した。
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