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【黒バス】シュガーポット
第19章 記憶のカケラ
そんな桜の後ろ姿を見送り、黒子も階段を下りようとした、次の瞬間。
大きな物音と共に、何かが階段を落ちる気配がした。
黒子は、まさかと思い階段を駆け上がるとそこには、
青白い顔で倒れた桜の姿があった。
「桜さん!!」
慌てて駆け寄り抱き起こしたが反応がない。
「桜さん!桜さん!」
静まり返った校舎に、黒子の声が響いていた。
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