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【黒バス】シュガーポット

第2章 初デート


休日で賑わうメインストリートを通り過ぎ、大型商業施設の最上階にある水族館に来た2人は、
チケットを購入し、順路に沿って回り始めた。
大きな水槽にキラキラと輝く鰯の大群。その合間を悠然と泳ぐ大きな魚。
「わぁーきれい!」
入ってすぐの水槽を見上げ子供のようにはしゃぐ桜。
「あ!あそこに変わった魚がいるよ!」
緑間の手を引いて水槽の奥を指差す。
桜の視線に腰を落として水槽を覗き込む緑間。
「ね?なんだろーねあの魚」
そう言って振り向くと至近距離で目が合ってしまい思わず顔を赤くする2人。
「ご、ごめん…何か子供みたいにはしゃいじゃって…」
「いや。楽しそうで良かったのだよ」
シュンとして下を向いてしまった桜の頭を一撫でする緑間。
そっと見上げると緑間が笑っていたので、桜も笑顔に戻る。
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