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【黒バス】シュガーポット

第2章 初デート


緑間には勝てないと思い、桜は本音をもらす。
「私も、会いたいよ…声だけじゃ嫌…本当は、週末に会えたらいいなと思って電話しようと思ったの…」
抱きしめていたクッションに顔をうずめる桜。
それを聞いた緑間は、電話の向こうでくすっと笑った。
「俺も同じことを考えていたのだよ。次の日曜日空いているか?一緒に出かけたいのだよ」
「え…?…もちろん空いてるよ!」
瞬間、桜は笑顔に変わり声を弾ませる。
「何処か行きたい場所はあるか?」
「えっと…水族館に行きたい」
会えない間にいろいろと考えていた桜は即答した。
子供のように無邪気に答える桜に、緑間は微笑する。
雑談を交えながら、週末の予定を決める2人。
「日曜の10時に駅で待ち合わせるのだよ」
「分かった。楽しみにしてるね」
そう約束を交わすと電話を切った。
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