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【黒バス】シュガーポット

第1章 文化祭


「やっぱり桜さんの仕業だったんですね」
背後から声をかけたのは黒子だった。
改めて間近で見る黒子のメイド姿に、4人は再び吹き出した。
「舞台終わったなら代わってください」
不満そうな顔の黒子が、桜の手を掴んで連れて行こうとしたが、
桜はそっと手を離した。
「本来の交代時間まであとちょっとだし、黒子君お願い」
そう言って緑間の後ろに隠れた。
「桜は舞台が始まる前からがんばっていたのだよ」
「看板娘!もうちょいがんばってこいって!」
「ほらほら、お客さん待ってるっすよ」
緑間に続いて、高尾と黄瀬が黒子の背中を押して接客に戻るよう促した。
「え・・・ちょっと・・・」
反論しようと後ろを振り返ったが、店内にいた女子生徒に声をかけられ、
渋々接客に戻っていった。
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