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【黒バス】シュガーポット
第10章 シャボン玉~黄瀬の場合~
「不安になって、わざわざ来てくれたの?」
緑間は、バツが悪そうに視線を逸らした。
いつものように、頬が薄っすらと赤い。
「真ちゃんさー桜ちゃんのことになると余裕ないよなー」
「黙れ高尾!仕方ないのだよ…俺がどんなに人事を尽くしても…桜が…」
緑間は、言いかけて口ごもる。
桜は、続きが気になるといった様子で小首をかしげて緑間を見上げる。
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