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【黒バス】シュガーポット
第10章 シャボン玉~黄瀬の場合~
「桜が可愛すぎるから、悪い虫が寄ってくるのだよ!」
そう言い切った緑間。
桜の顔はみるみるうちに赤くなり、思わずうつむいた。
「…えっと…そんなはずないんだけどな…何か、ごめんなさい…」
「い、いや!桜が謝る必要はないのだよ!」
うろたえる緑間。
「でも…何だかすごくうれしい。私は緑間君だけが好きだから、安心して?」
「だってさ!よかったなー真ちゃん!」
ポンっ!と緑間の肩を軽く叩く高尾。
「し、知っているのだよ!」
左手でメガネを押し上げる緑間。
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